炎天下!台湾旅行編【6日目】

世間はクリスマスですが、気にせず真夏の台湾旅行について書いていきます!

本日は烏山頭水庫を目指します。
烏山頭水庫とは日本統治時代に八田與一という日本人が作ったダム。
(くわしくはこちら])
そもそも台南に行ったのは、鳥代ちゃんがこのダムを見たいと言ったからなんでした。

ホテルで朝食(激うま!)を食べて、早速出発!

台南駅前。晴れてます。

台鉄で隆田という駅に向かいます。
台南駅のインフォメーションで聞いたところ、隆田の駅前からバスが出ているということでしたが、着いてみたらバスの気配がない…。駅の売店のおばちゃんに聞いたところ、バスはないからタクシーで行きな、とおっしゃる。言われるがままにタクシーに乗りました。

ダムの入り口でタクシーを降りて、入場料200元を払い中に入ります。
中はえらく広いので、鳥代ちゃんが見たいという八田技師記念室と八田與一像だけを見ることに。
炎天下の中記念室を目指して歩きますが、なかなか着かない。歩いているのは私たちだけで、どうやらみなさん車で中まで入って移動している模様。暑いよ〜。
なんとか記念室に辿り着き、記念室で八田與一の一生を勉強した後は、八田與一像を目指します。
地図で見ると記念室の近くに像があります。
記念室のもぎりのおばちゃんに道を聞いたところ、「その地図は古い。記念室が移動したから、像はここからだいぶ遠くにある」とおばちゃんが気の毒そうに私たちに言うではないですか!
地図直しとけ〜!

陰のない太陽に照らされたアスファルトの道をひたすら歩きます。歩いても歩いてもそれらしき像は見えず、不安になったころ、カブに乗ったおじさんが現れました。
すいませーん! と声を掛けました。どうやら像までもうひと息らしい。よかった。
おじさんはカブの後ろにマンゴーを乗っけているらしく、やたらマンゴーをすすめてきました。それを断ると、今度は銀貨をすすめてきた。

やあっ!

それを断ると、カブを走らせて行ってしまいましたが、像のところで待っていて、一緒に像を見ました。

おいちゃんと八田與一像。
写真、小さくしときます。

マンゴー売りのおじさんとはここで分かれて、私たちは来た道を入り口まで戻ります。
入り口のおばちゃんにタクシーを呼びたいんですが、と言ったら、電話でタクシーを呼んでくれました。
おまけに、水や果物までくれて、開いている椅子に座らせてくれた。南の方はほんと親切だな〜、と感激。

龍眼という果物をもらいました。

タクシー料金は行きは200元、帰りは250元でした。
行きのほうはおまけしてくれたようです。

次は北回帰線を見るために、嘉義を目指します。
嘉義で降りて、バスで北回帰線標塔という塔へ行く予定だったんですが、なんと嘉義に向かう車窓から北回帰線標塔を見てしまった私たち。
「見ちゃったね」「うん、そうだね」「どうする?行く?」「いっか、見たし」という会話を鳥代ちゃんと交わし、嘉義では名物の鶏肉飯だけ食べると、すぐに駅に戻りました。

鶏肉飯。いっしょに頼んだイカスープがうまかった〜。

嘉義から特急で台中に向かいます。
この車内にダムのおばちゃんにもらった龍眼を忘れる…。うわーん。まだたくさん残っていたのに!

台中では駅前の達欣飯店というホテルに泊まりました。
このホテルいたって普通のホテルだったんですが、テレビのアダルトチャンネルのモザイクがなかった…。自由過ぎるだろ!と思いました。ちなみにアダルトチャンネルは何もしなくても映ります。

台中では4日目に行った春水堂の本店に行ったり、台中名物の太陽餅を売るお店に行ったりしました。

鳥代ちゃん情報を便りに店を目指すが、看板が乱立していて目指す店がどこにあるやら。
青い看板の店だ!ということで、そこへ行きました。私は試食をしただけですが、素朴な味でうまかったです。

明日は台北に戻ります!