看海的日子

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字が小さくて読むのが辛くなってきたので。

それでは、タイトルの最近読み終えた本の話。

黃春明『看海的日子』を読了。
今年初めて読み終えた中文の本。
短編集で、以下の六編が収録。
「看海的日子」
「青番公的故事」
「兩個油漆匠」
「小寡婦」
「借個火」
「照鏡子」

「小寡婦」が一番長くて、舞台がベトナム戦争時の台湾の米軍相手のバーということもあり、分からない単語が多く、辞書を引き引き四苦八苦しながら何とか読了。

「兩個油漆匠」は最初は会話が冗漫で読むのが辛かったのだけれど、最後への畳み掛けが素晴らしかった。

本をよく読むという学生さんにお勧めしてもらった作家で、面白く読んだ。張大春という作家もお勧めしてもらったので、探して読みたい。