思わず昔を懐かしむ。

先学期から授業があった2年生とはお互いにだいぶ打ち解け、学生のほうから気軽に私に声を掛けてくるようになりました。(嬉しい。)

「買い物行くときはいっしょに行きましょう」と言ってくれるので、市場やスーパーなどに行くときは学生に声を掛けるようにしています。

学生と出かけるのは楽しくていいのですが、自分の買いたいものが買えないことも…。(「またコーヒー!体に悪いです!」とか言われると、飲みたくても買いづらいな。)

自分のペースで買い物したいときもあるので、そういう時は私の授業がないときに(学生は授業中)、ぱっとひとりで買い物に行きます。

どうもひとりで行動するのが学生には可哀想に思えるらしく、「何でひとりで行くんですか!(なら私を誘ってください)」と非難めいたことを言われるので、ひとりで出かけるときは、学生の目に触れない時間を選んでます。

しかし、今日はうっかり学生の授業がない時間にひとりで買い物に行き、スーパーに行くバスの中で、学生と遭遇。

私がひとりなことがわかると、「ひとりで行っておもしろいですか?」と困惑した顔で質問されました。

ひとりで行動するということは学生にとっては不可解なことのようです。

そういえば、大学時代にぜんぜん友達ができず、ひとりで行動し続けた結果、浮いていた私に興味を持った人が寄ってきちゃったことを思い出しました。

そんなこともあったな、と昔を懐かしんだり。

いま全然平気ですけどね、ひとりで行動。むしろ気が楽です。

そしていざというときには、瞬時に人に頼る判断力が身についたので、ストレスは少ないです。

処世術が身についたんですね。大学時代構内を心細くひとりでうろうろしていた時分が懐かしいです。もうあんな時代に戻れない。