焼肉

カラオケの後は、焼肉のバイキングに行きました。

あ、これまだ火が通ってないんじゃ、という肉、魚もありましたが、学生が盛ってくれたものを戻すのもしのびなく、自分の体と「よく噛めばたいがいのものはどうにかなる!」という最近読んだ話を信じて、飲み込みました。そして、帰ってから念のために正露丸を飲みました。あとは静かに明日を待つのみです。

ところで、蚕のサナギをご存知でしょうか?
バラエティ番組の罰ゲームでたまに見かけるポンデギだと言えばわかるでしょうか。興味のある方は検索してみて下さい。ちなみにこちらのは茶色ではなく、黒いです。

こちらでは食べます。しかし、あえて食べたい見かけではないのと、食べる機会がなかったのとで、今日まで口にせずに来ました。

バイキングの中にあるのも知っていましたが、誰も持ってこないので、こちらからは何も言わずにいたのですが、バイキングの終盤に一人の学生が持ってきました。

おお、とうとうこのときが来たか、と一人心の中で思っていました。

みな当たり前のように、肉が置かれた鉄板の上に置いてきます。そして、食べてる…。普通に。
「おいしいの?」と聞いたところ、「おいしいし、これ一個に卵2個の栄養があるんだよ!」という答えが。
一応食べ方を聞いて食べてみようと試みたのですが、実際口に運ぶとなると、なかなか心の準備ができないものですな。怖くて躊躇するのは何年かぶりでした。

食べてみたのですが、ちょっとくせがあるものの、食べれない味ではありません。ただ、もう一個という気にはならない一品。もう一個あったのですが、学生のお皿に移動しました。

ヤツのすごさは食後にやってきました。食べた後もずっとやんわりと口の中に味が残っているのです。食べた後のダメージの方が大きい食べ物でした。

日本だと納豆なんかと同じなのかな、と思います。納豆も食べた後も口の中に納豆の味が残りますよね。でも、私は好きなので、特にいやだと思いません。

今日は来月から日本に留学するという学生を交えていっしょに遊びに行きました。たぶん、彼とこちらで会うのは今日が最後かと思います。

地震とその後の原発の問題のため、予定日に発つかはわからないと言っていましたが、行くつもりでいるとのことでした。
今回のことで日本行きを諦めてほしくないな、と思っていたので、彼の気持ちが揺らいでいないことを知って、ほっとしました。