顔つき
学校に置いてあった本におもしろい本があったので、紹介します。
絶版のようですね。
いろいろな人が失敗についての文章を寄せています。
冒頭に遠藤周作と佐藤愛子の対談があって、その他に38人の文章が載っています。
岡本太郎、宇野千代、淀川長治、横尾忠則、赤塚不二夫、淡谷のり子など、ちょっと驚くような顔ぶれです。
景気のよい時代を感じる豪華な本です。
文章を書いた人の写真も載っているのですが、みんな若くて驚きました。発行が昭和58年。
野村克也の話も載っているのですが、別人かと思いました。常に渋い顔をしているイメージなのですが、かわいらしい汚れのない顔をした青年が写ってるじゃないですか!
30年ほど前なので、もう青年って呼べる年でもないんでしょうが。顔つきが変わるなんて一体何があったのだろう、相当なことがあったのだろう、と思いちょっと寒くなりました。