寿命の話

漠然と自分の寿命は75歳くらいだろうと思っていて、25歳のときに、人生の三分の一が過ぎたと思った。

もうすぐ私は39歳で、本当にもう人生を折り返したのか。

先日読んだ本に、

女性の平均寿命は87歳。
死亡数のピークは92歳。
5人に1人が95歳まで生存。

と書いてあった。

それを読んで夢から覚めたような気がした。
まだ、折り返していない。

今の生活の先に、75を過ぎて、お金がなくて、仕事もなくて、住む家もない自分がいる。漠然とではなくて、具体的に想像できる。

平均寿命は徐々に伸びている。この数字も今後変わるだろう。
自分の寿命は95歳とか100歳くらいに設定しておいて、90くらいで逝けたらラッキーだと思っていたほうがいいのではないか。

老後も余生もなくて、死ぬまで仕事をして、自分で食べる金を稼ぎたい。
しかし、今のままではそれも難しいだろう。どうしたら、そういうことができるか。

こうやって具体的に考えていくと、息がつまって苦しくなる。
でも、考えなければ路頭に迷うだろう。将来のことを考えて苦しいのは一瞬だが、路頭に迷えばその生活は一瞬ではすまない。継続していく。