深夜的美式餐廳

「深夜的美式餐廳-少女小蜜的奇幻約會-」を読み終えました。邦訳は「深夜のアメリカ料理店-少女みーの不思議なデート-」とでもしておきます。

先日読んだ「把拔的廚房食譜」の続編です。
「把拔的廚房食譜」についてはこちらに書きました。

前作品では中学生の小蜜が苗栗で父と過ごした日々について書かれていました。
その後、小蜜は苗栗から母のいる雲林に戻ることになります。

今回は雲林に戻った小蜜がひとりで入ったレストランで何とも不思議な体験をする、というお話。

前作品同様読みやすかったです。
今回の舞台は深夜のアメリカレストラン。
全部で19話あり、一話にひとつ食べ物が出てきます。

両親が離婚している小蜜がレストランで次々に思わぬ人々に出会い、別れについて考える、という何ともほろ苦い話でした。
現状に大きな変化はなくラストを迎えるのも前作品と同じで、現実ってそんなもんよね、としんみり。

ところで1月に読んだ「えいごのつぼ」という本に「話せない人は読んでも書いてもいない」ということが書いてあり、「私のことだ!」とどきっとしました。
「中国語のびないなー。きっとこれ以上のびないんだわ」と半ば諦めていたのですが、ただ単に勉強してないという事実が浮き彫りに…。「えいごのつぼ」を日本語で読んでいる場合じゃないのでした。
それから中文の本を読むようにしています。
会話力がのびているとは思いませんが、すこしずつ本を読むスピードはアップしてきたようです。
とりあえず100冊を目指して読もうかな、と思ってます。

【今まで読んだ中文の本】4冊