旅行らしい旅行

いろいろあったハルビン旅行ですが、北京から帰れなかった日本組も無事帰国したようです。
5泊6日の予定が結局8泊9日になってしまったようです。
二人とも仕事始めに間に合わず!此は如何に。

まー、今となってはどこから書いたらいいかわかりませんが。
取り留めもなく書いておきます。

1.まず、寒い。
肌が出ている部分が辛かったです。
あと指先、足先の冷え。
カメラ出して写真撮ろうとするんですが、1、2枚が限度で、それ以上撮れませんでした。
こちらで片方が人の頭くらいある猫の手の形態の手袋を調達しお土産に持って行ったのですが、
それをして街に繰り出してくれた友人曰く、「肉球の部分が寒い」そうで、
猫の手かなり綿がつまってたのですが、それだけでは太刀打ちできない寒さでした。
また、ホカロン嫌いな夫が今回は喜んで使っていました。

2.タクシーがつかまらない。
駅のタクシー乗り場にタクシーが来ない(来ても客乗せない)ので、ホテルまで歩いた初日から
はじまり、空車のタクシーが走っていない。ほとんど人乗ってる。

3.タクシーがメーター倒さない。
苦労してタクシーを止めても、メーター倒さないので、値段交渉しなければなりません。
そして、その値段が驚くほど高い。物価が違うにしても私の住んでる場所と比べて2倍はしたと思います。

4.バスがわからない。
タクシーに乗る労力を考えたら、バスを使ったほうがよかろう、ということで2日目からは
バスに乗って移動しました。
降りたバス停の反対側に同じ路線のバス停がなかったり、聞いて行った場所に目的のバスが走ってなかったり、バス停求めて連日彷徨いました。
やっと乗ってもアナウンスのないバスだと降りる場所がわからない。
外を見て見当をつけようとしても窓が凍って外が見えない。
回りの人に聞いても回りの人もわからない。

地図を3人で囲むと「暗い」と夫から苦情が出るので、地図囲んで苦労したのは友人と夫です。
二人のおかげで最終日はこの先何かあるんじゃないかと疑うぐらい順調に移動できました。

5.川魚が高い。
2日目にやってしまいました。
簡単に言うとぼられました。
特においしくもない、名物だという川魚に1500元払いました。
ああ、ここは強調しておこう。1500元ですよ、あなた。
1670元から1500元まで下がったのですが、そこから下がらずやむなく払いました。

太陽島に渡るロープウェーを降りたところに白タクを斡旋しているおばさんがいるのですが、
そこで乗った白タクに「川魚が名物だから食べろ」と言われます。
この川魚、危険です。みなさん、危険ですよ。
恐ろしく高いうえにまずい。
これだけは覚えておいてください。ハルビンで川魚は食べない。

1500元の目安ですが、普通の人の月収、または月収以上と考えていただければいいかと思います。
日本円に換算すると2万円ちょいといったところですが、こちらでは月収です。

6.帰れない。
最終日が順調すぎて恐かったと書きましたが、私はその後すんなり戻れました。
私がテスト準備などをしすっかり日常を取り戻していた頃、夫と友人は北京の空港で身動き取れず。
3日は24時間空港にいたらしいのですが、想像つきません、そんなの。


いろいろありました、ほんとに。
ホテルの朝食からはじまりロシア料理も春餅も行ったところはどこもおいしかったです。
ロシア料理ははじめて食べたのですが、うまかった…。

Sさんからぜひ!と言われていた氷のすべり台も滑りました。
中央大街を抜けたところにある有料のすべり台を滑りました。おもしろかったなあ!

とにかく無事終ってよかったです。
振り返ってみるとかなり濃くハプニングもあり旅行らしい旅行だったと思います。