今日のY君

ロシア人のクラスメートはみな漢字に苦労しているようです。
当然ですが。
日本人は日本人でうっかり日本の漢字を書いてしまったりします。
今日は授業中に書き取りの小テストがあったのですが、
そこで日本人が日本の漢字を書いてしまったことから、
簡体字と繁体字の話になりました。

黒板にそれぞれを書いて、繁体字は簡体字より画数が多いし難しいよ、
という説明をしていたのですが、Y君は繁体字に興味津津のようで、
「自分の名前を繁体字で書いてください」
と先生にお願いしました。
先生は、繁体字は書くのが面倒だから簡体字を書ければ問題ないよ、
と言ったのですが、「きれいだから僕はこっちが好き」と譲らないY君。
小テストの結果も芳しくなかったY君。
「簡体字もまともに書けないのに、繁体字を覚えてどうするんだ!?」
と先生に呆れられていました。

Y君の他にもマリナやクリスティーナという同学がいます。
ロシア人の同学ははじめてなので、毎日小さな発見があり、なかなか面白いです。