「ファミ通」と「がきデカ」

去年華々しくシャバにカムバックされた餅月あんこ先生の「ドラネコシアター リプライズ」が連載中の週間ファミ通がkindle unlimitedで読めると知り、鼻息荒く夫にアピールしたところ許可が下りまして、kindle unlimitedに入りました。
あんこ先生の描く線と文字が往時と変わらず涙、涙。単行本化期待しています。

私はゲームは門外漢なのですが、兄が買ってたファミ通を小中と読んでました。ファミ通は桜玉吉、鈴木みそ、餅月あんこ、竹本泉等漫画連載が豊富で、ゲーム分からなくても楽しめたんですよね。
今回二十数年ぶりに読んだら、桜玉吉の月間ビームの宣伝四コマとあんこ先生のドラネコシアターが載っていて、時空を超えて尚同じ漫画家が同じ雑誌に漫画載せてることにおののきました。嬉しいとありえないがないまぜになった気持ちになりました。あんこ先生に関しては往時と同じ漫画の続編ですよ!これが泣かずにいられますか。

何言ってるのか分からない方も多いと思うのでこの変にしておきます。

 

そもそもkindle unlimitedで読んだ「がきデカ」が猛烈におもしろいということを書きたかったんでした。書き出し間違えました。
私が生まれた頃には「がきデカ」の連載は終了していたので、タイトルと「死刑」というギャグは知っていたんですが読んだことはありませんでした。

四十年前に連載されていた漫画だと思えないくらい新鮮で、毎日ゲラゲラ笑って読んでいます。
こまわり君は下品で汚いんですが、こまわり君を支えるイケメンの西城君とモモちゃんとジュンちゃんというカワイイ姉妹がいることで絶妙なバランスが取れていると思います。
最初は西城君がツッコミ役で、モモちゃんとジュンちゃんはこまわり君がすることに驚いたり怒ったりしているんですが、5巻あたりからジュンちゃんがこまわり君がやることに乗っかるというおかしな流れがはじまり、昨日読んだ7巻では、ジュンちゃんこまわり君に促されて公衆の面前であるにもかかわらず、おしっこして話落としてました。すげえ!笑いの世界では同じことでも女がすると笑えないことが多い中、男と同じことをして話を落とすジュンちゃん、最強じゃないかと思いました。
7巻まで読んだ中では、5巻のゴキブリの回が最高に好きです。
一コマ目で壁一面にゴキブリが這っている台所という普通に考えたら卒倒するであろう中でこまわり君のお父さんとお母さんが、「最近ゴキブリ多いのよね」「そうだな」というのどかな会話をしています。もうそこからおかしい。この回、何回読んでも笑っちゃいます。